※今回は、半分ネタです
株式会社ファミリーマートは、株式会社スクウェア・エニックスが手がけるロールプレイングゲームの名作「ドラゴンクエスト」シリーズの誕生25周年を記念して、同社監修のもと、人気モンスターキャラクターである「スライム」を象った、「スライム肉まん」(税込170円)を全国のファミリーマート店舗で発売いたします。
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2011/110905_01.html
実際のサンプル画像は上記HPをご参照あれ。
ドラクエのスライムを忠実に再現しているようで、生地の色が青いです。
サーチナによると、こう書いてあります。
なお、生地の色については合成着色料を一切使用していない
(一部報道によれば、青はクチナシ色素、口の赤い部分はベニコウジ色素を用いている
とのこと。)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0906&f=column_0906_003.shtml
この青い色はクチナシ色素のようです。
正確には、クチナシ青色素で染められているようです。
多少詳しい方なら、青色という時点である程度想像出来たと思います。
着色料で青色なのは、相当限定されるからです。
合成着色料として
・食用青色1号及びそのアルミニウムレーキ
・食用青色2号及びそのアルミニウムレーキ
これらしかありません。
いくらスライムを忠実に再現したとはいえ・・・HPの写真を見る限り、食欲わきませんな(^◇^;)
ベススライムなら、色はオレンジだからまた違っただろうに(笑)
ある意味ここからが今回の本番。
・・・ふと思い立ち、東急ハンズへ行って、実際にこの着色料買ってきました。
適当に水で溶かしたものも参考として試験官試験管に入れてあります。(試験官試験管もハンズで買いました)
私が見た感じでは、食用青色1号は普通の青、クチナシ青色素はブルーブラックという感じ、スピルリナ色素は若干赤みも隠れている色合いって感じでした。
※以下、ややグロ画像につき閲覧注意※
では、さっそく肉まんをスライム色に染め上げてみましょう!(爆)
といっても、肉まんを一から作り上げるスキルなどないので・・・
肉まんは、レンジでチンして食べられる山崎製パンの豚トロ入り塩豚まんを使用。
http://www.yamazakipan.co.jp/brand/03_01.html
早速買ってきたクチナシ青色素を水で10倍以上に薄めて・・・刷毛で塗れない。
しょうがないので、原液を直接肉まんの表面に塗ることにしました。
・・・一気に食欲が減衰しました_| ̄|○|||
しっかり染まった箇所とそれほどでもない箇所との差が、また一段と・・・
やっぱり青色だけでは、日本人の感性では食品の色ではないよな〜と再認識しました。
ここでTVとかでは「この後スタッフが美味しく頂きました」となるのですが、
そんなスタッフなどいませんし、いたとしても食べてくれないでしょう。
というわけで、私が美味しく頂きました。表面を染めただけなので、当然中までは色が付いてません。
・・・というか、本当に普通の肉まんとして食べれました。
表面に直接クチナシ青色素を塗りたくったから、少しは変な味がするかと思ったのですけど・・・
嬉しい誤算でした(笑)